海野 光弘 略歴

西暦 和暦 年齢
(満年齢)
主なスケッチ先 事項
1939 昭和14年 0歳 11月19日、静岡市新富町4丁目の染め物業、海野市太郎、てるの次男として生まれる。
1946 昭和21年 7歳 静岡市立田町小学校へ入学。
1952 昭和27年 13歳 静岡市立末広中学校へ入学。
1年の頃、日記の中に制作した版画を入れた。これが安池(当時細田)教論の目にとまり、蒔田晋治先生を紹介され、本格的に版画制作に取り組む。
1954 昭和29年 15歳 静岡県立静岡商業高等学校へ入学。
1956 昭和31年 17歳 末広中学校の蒔田晋治先生の著書「版画に見る少年期」で海野少年が取り上げられ反響を呼ぶ。
1957 昭和32年 18歳 個人版画集「かえる」が注目され、NHKテレビに出演する。
1958 昭和33年 19歳 日立製作所東京本社へ入社。
この頃、東京の美術研究所へ通い、デッサンを習う。
1959 昭和34年 20歳 日立製作所を退社、生涯の一転機を迎える。
静岡・江崎書店で第1回版画個展を開催。
静岡県版画協会会友に推される。
1960 昭和35年 21歳 第7回記念版画展へ出品。
1963 昭和38年 24歳 静岡県版画協会展で「壁」が初入選。
静岡市の森克江と結婚。
1964 昭和39年 25歳 静岡県版画協会展に「触」を出品、日本版画協会奨励賞を受賞。
1966 昭和41年 27歳 第34回日本版画協会展で「愛と祈りをこめて」「触」が初入選(〜1978年まで出品)。
静岡市民展で「障子戸」が奨励賞を受賞。
静岡・扇子屋画廊で杉山栄次郎と版画二人展(〜1968年まで出品)。
豆本「宇津の谷」発刊、ライシャワ駐日米大使に贈呈。
1969 昭和44年 30歳 第37回日本版画協会展に「裂像」「虚像」「蘇像」を出品、会友に推される。
版画グループ“らくはん会”を結成。
静岡・扇子屋で第2回個展。
CWAJ展出品(〜1979年まで出品)。
1970 昭和45年 31歳 (8月)富山・五箇相ノ倉へ 静岡・扇子屋で第3回個展。
1971 昭和46年 32歳 (1月)冬の五箇相ノ倉へ
(8月)福島・大内へ
東ドイツ展に出品。
東京・銀座の養清堂画廊で個展。
静岡・扇子屋で第4回個展。
1972 昭和47年 33歳 (5月)長野・塩尻方面へ
(8月)青森・下北半島へ
東京・赤坂の村上画廊で個展。
東京・銀座の養清堂画廊で第2回個展。
静岡・ガスサロンで第5回個展。
静岡県展に「対話の山」を出品、県芸術祭賞を受賞。
漆芸中条峰雄氏、木彫前島秀章氏と静粋会を結成、静岡・西部デパートギャラリーでグループ展(〜1978年年まで出品)。
1973 昭和48年 34歳 (5月)長野方面へ
(8月)宮城・七ヶ宿へ
静岡・ガスサロンで第6回個展。
ビルマ(現ミャンマー)・ラーマン首相に「杏若葉の里」を贈呈。
1974 昭和49年 35歳 (5月)長野・鬼無里へ
(8月)沖縄・与那国へ
静岡・ガスサロンで第7回個展。
1975 昭和50年 36歳 (8月)佐賀・白石平野方面へ 沖縄・神田画廊で個展。
静岡・ガスサロンで第8回個展。
1976 昭和51年 37歳 (1月)長野・白馬方面へ
(8月)山形・田麦俣へ
東京・赤坂の村上画廊で第2回個展。
静岡・さくらやギャラリーで第9回個展。
1977 昭和52年 38歳 (7月)愛媛・外泊へ スイス美術展に出品の「縁通し」が受賞。
京都・内田アートギャラリーで個展。
三菱信託静岡支店画廊で第10回個展。
静岡・ガスサロンで第11回個展。
1978 昭和53年 39歳 (8月)秋田・阿仁根子へ 静岡・ガスサロンで第12回個展。
1979 昭和54年 40歳 (7〜8月)鹿児島・坊ノ津へ 東ベルリン(現ドイツ)展へ出品。
9月23日午後2時45分脳出血のため死去。享年39歳。
1980 昭和55年 清水文化会館で版画遺作展。
1984 昭和59年 全作品集を刊行。
1986 昭和61年 静岡・伊勢丹で海野光弘版画展。
1987 昭和62年 焼津市民文化センターで回顧展。
1991 平成3年 静岡市民ギャラリーで13回忌展。
焼津・柳屋で海野光弘の世界展。
パリで海野光弘「版」個展。
1992 平成4年 焼津・柳屋で海野光弘の四季展。
1993 平成5年 島田市博物館で海野光弘版画展。
静岡けんみんテレビ開局15周年記念で海野光弘の世界展。
焼津・柳屋で海野光弘の世界展。
1994 平成6年 横浜・Boschセンターで四季展。
栃木・三好記念館で海野光弘展。
1996 平成8年 静岡・松坂屋で海野光弘版画展。
焼津・柳屋で海野・20歳を描く展。
1997 平成9年 三島・ギャラリー蔵で版画展。
1998 平成10年 静岡・松坂屋で海野光弘版画展。
静岡・静岡信用金庫本店で版画展。
1999 平成11年 静岡・紺文で生誕60年記念展。
島田市博物館へ版画、スケッチ、版木などを寄贈。
2000 平成12年 海野光弘版画記念館オープン(島田市博物館分館)。
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